熊野神社くまのじんじゃ

概要

• 正式名
  熊野神社（くまのじんじゃ）
• 由来・由縁・ゆかり
  創立年月日　承久元年１２月　氏子数　１２０世帯　崇敬者数　６００人　旧社格　村社　昭和１０年２月１４日列格　由緒　承久元年１２月１５日、南部三郎光行公の御勧請にして、当国に御下向遊ばされ、相内に一夜堀の舘に築き居城せし折り、且って甲斐の御舘内に祀れる、南部家に取りて守り本尊とも内神とも称して尊崇怠らざりしが、光行公陸奥へ御下向の節には、海陸の守護をなし給ふとて家臣三上大学院を甲州に遣して遷幸せしめ給ひるは即ち承久元　卯年１２月１５日にして光行公親しく指揮し現在の地を選び一社を創して安置し以て社領１５石を賜り崇敬最も深かりしが、延宝２年の大洪水にて川欠５石、山押にて３石を減ぜられ、浅田７石は明治元年迄継続せられたり。又、歳を経るに従ひ独り藩主及び士族のみの尊崇に止まらず、次第に相内住民一般の崇敬する処となり総て氏子と称するに至りたり。明治６年９月諏訪神社へ合祀仝２９年復社、仝３８年焼失、仝３９年１１月１３日再建。